左利きでも箸置きの向きは右利きと同じ?
箸置きを利用する場合のマナーとして、大きなポイントとなることはそう多くなく、難しいものではありません。重要なのは「口に触れる箸の先端部分を机に付けない」ということです。
箸置きに載せることによって先端部分を浮かせることができるため、箸置きを使うことそのものがある種のマナーと考えることが出来ます。
■箸置きの向きは?
それでは、食事を提供する側になった場合、箸置きのマナーはどのようになるのでしょうか?基本的に箸置きは左側に置くことになります。
これは元々右利きの人が多く、箸を右手で使うことになるため、右側にあるのでは使いにくい、というのが主な理由です。
向きについても、右手で使っている箸が起きやすいような向きにするのが基本となっています。
■左利きの人の場合は?
では、食事を提供する相手が左利きの人の場合にはどのように箸置きを提供するのがマナーとして正しいのでしょうか?
日本の食事マナーというのはその多くが明治時代以降になって醸成されてきたもので、実はそれほど歴史が長いものではありません。
しかし、初期に於いては「左利き」というものはあまり配慮されておらず、マナーの多くが「右利き」向けのものとなっています。
そのため、左利きの人に対する「正しいマナー」というのは存在していません。
相手が左利きであることが分かっている時は、それに合わせて提供するのもマナーの一つとなるでしょう。
マナーに於いて重要なのは、紋切り型で行うことではありません。
状況に合わせて相手を不快にさせないようにすることにあります。
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