湯のみに使える焼き物にはどんな種類があるのか
湯のみと一口に言っても種類はさまざまです。お気に入りの湯のみを見つけるために、
焼き物の種類について知識を深めておきましょう。
■焼き物に関する基礎知識
食器として使われる焼き物には、陶器と磁器の2種類があります。
この2つを総称して「陶磁器」と呼ぶことが多いですが、それぞれで使う材料が異なっています。
陶器に使われているのは粘土ですが、磁器は石の粉に粘土を混ぜて作られています。
この石の粉は陶石と呼ばれ、ガラスの材料としても使われています。
陶器と磁器は特徴も異なり、陶器は保温性に優れていますが衝撃には弱く割れやすい特徴があります。
反対に、磁器は冷めやすいですが、衝撃には比較的強い特徴があります。
また、磁器の方がより高温で焼かれるため、密度が高くなっています。
このような違いがありますが、どちらの焼き物も湯のみとして使われています。
■日本に古くから伝わる湯のみとしても使われている焼き物
日本では古くから各地で焼き物が作られており、
日本の伝統文化として世界的に有名な焼き物の種類もあります。
ここでは湯のみとしても使われている代表的な焼き物の種類をご紹介します。
・有田焼
佐賀県有田町で作られており、伊万里焼と呼ばれることもあります。
1600年代初期に日本で初めて焼き物が作られたのがこの地だと言われています。
・美濃焼
岐阜県多治見市を中心に作られている焼き物で、
国宝である茶碗が美濃焼であることも、広く知られています。
・唐津焼
日本の伝統工芸品に指定されており、佐賀県や長崎県で作られている焼き物です。
他にも、備前吉田焼、丹波焼、瀬戸焼などの種類があります。
■湯のみの選び方
湯のみは毎日、あるいは1日のうちに何度も使う食器ですので、
デザインや形、口当たりや手触りなどにこだわって選びましょう。
お気に入りの湯のみは使い込むほどに愛着が湧きますし、お茶がより一層美味しく感じられます。
焼き物の種類によって、デザイン、色彩の特徴などに違いがあるので、
比較しながらこだわって選んでみてください。
日本の伝統的な焼き物には多くのファンがおり、
高品質で作りがしっかりしているためプレゼントにも最適ですし、お客様をおもてなしする際にもぴったりです。
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湯呑・碗

窯元ぎゃらりい
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