陶器の産地による特徴や違いとは
焼き物はそれぞれ産地があります。産地によってそれぞれ特徴があるのが焼き物の魅力。
旅行に行った先々でいろいろな焼き物を見るのもお勧めです。
産地による陶器の特徴を紹介しましょう。
■日本には数多くの窯がある
日本では縄文土器という焼き物から始まり、弥生土器に発達し、
鎌倉時代になると高温で焼く本格的な陶器が作られるようになります。
平安・室町時代から約900年以上の歴史を持つ、
瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波、備前の窯場を日本六古窯と言います。
これらの窯で焼き上げられる陶器は、産地の特色を生かした独特なものになります。
日本六古窯の他にも魅力的な陶器はいろいろあり、それぞれ産地によって特徴があります。
■山口県の萩焼
山口県萩市一体で焼かれる陶器が萩焼です。
淡いビワ色や白色をしたやわらかい風合いが特徴。
萩焼の魅力は使いこむほどに肌が変化すると言われている点です。
これは大道土と言われる地元産の土を低下度でじっくり焼くことで生み出されるものです。
素朴でシンプルなのが魅力といえます。
■京都の清水焼
京都府京都市清水五条坂を中心に焼かれている焼き物です。
安土桃山時代から作られているとされ、格調高い焼き物として知られています。
高級感のある焼き物で、京都の風情を感じさせます。
■兵庫の丹波焼
兵庫県篠山市今田町付近で焼かれる陶器です。
登り窯によって高温で50〜70時間焼かれることで松の薪の灰が湯薬と化合し、
独特な模様と色を出します。
陶器はそれぞれの産地において焼かれるもので、特徴があります。
それぞれの土地で焼かれる陶器を比べてみるのもおもしろいものです。
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商品案内
湯呑・碗
窯元ぎゃらりい
佐世保市木原町1897-1
Tel.0956-30-8653
毎週水曜定休日
営業時間 9:00〜17:00