陶器の皿はオーブンや電子レンジで使えるの?
陶器の皿はオーブンやレンジで使うことができるのでしょうか。料理中や冷たくなった食事の温めなど、つい使ってしまいたくなるものですが、実際のところを紹介しましょう。
■陶器は基本的に使えない
その皿が磁器ならば電子レンジやオーブンを使うことができるのですが、陶器の場合は磁器よりも強度がないため電子レンジを使うことができません。
ただし、特別な素材が使われているものであれば陶器であってもレンジやオーブンで使えるものもあります。
商品として売られている際に表示がされていることが多いためそちらを確認してみましょう。
耐熱用のものであり、なおかつ厚いものであれば陶器の皿であってもレンジやオーブンで使えるケースもあるのです。
■陶器がレンジやオーブンで使えない理由
それではどうして陶器をレンジやオーブンで使うことができないのかというと、それは陶器の構造が理由です。
陶器というのは隙間の多い構造となっており、そのために内部に水分を含んでいる可能性があるのです。
レンジに陶器を入れてしまうとこの水分が蒸発する過程で膨張してしまうため、その圧力によってひびが入ってしまう可能性があります。
それに加えて陶器というのはもともと強度が低いという特徴があるため、レンジにかけるのには適さないのです。
耐熱のための加工が施されている陶器の皿ならばこのような問題点を解決しているためにレンジで使うことができます。
■金属上絵があるものには注意する
もし、陶器の食器に金属上絵がある場合にはレンジで使うことはお勧めできません。
電子レンジの中は電磁波が発生しているので、それが金属と反応してしまいます。
雷のような現象がレンジの中で発生してしまうことになるため非常に危険です。
そもそも金属による装飾がされている食器というのは陶器でなくてもレンジには適さないのです。
上記のように陶器の皿というのは電子レンジやオーブンなどの加熱には基本的に適しません。
どうしても陶器の皿を使いたいならば、耐熱の加工が施されているものを購入すると良いでしょう。
そうすれば安心して利用することができるのです。
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