多孔質とは?多孔質の陶器の特徴
多孔質、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。聞いたことが無いという方でも、何となくその字からどのような性質のものなのか想像することができるかと思います。
ここでは、この多孔質について紹介します。
■多孔質の意味
それではまず、多孔質がどのような意味を持っているのかについて紹介します。
多孔質というのは、その名前の通り表面に多くの細かい穴が開いている材質のことを指しています。
表面上、肉眼では見えないような小さな穴が開いているというものです。
多孔質の材質としてよく知られているのは活性炭などですが、実はもっと身近なものがあります。
陶器についても、この多孔質と呼ばれる質に近いものとなっています。
材料が土であることが関係しています。
■多孔質のメリット・デメリット
それでは、陶器が多孔質であることによって、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。
まずメリットとしてあげられるのは、保温性が高いということです。
熱しにくく冷めにくいという性質を持っているため、中に入れているものを長く温かい状態にすることができます。
逆にデメリットとしては、吸水性が高いために汚れが内側に入ってしまう可能性があるという点があげられます。
陶器の多孔質の短所については、使用後には早めに手入れをする、というだけである程度回避することができます。
そのため、長所を活かす利用の仕方を考えるのが良いでしょう、短所については、そこまで気にする程のものではありません。
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