臥牛窯

コーヒーカップは頻繁に洗わないでもいいって本当？

コーヒーカップを洗うことが当たり前だと思っている方にとって、洗わないで使ってもいいという説は驚きのものでしょう。
実際にコーヒーカップを頻繁に洗わなくて使ってもいいのかどうかを説明します。


■洗わない方が衛生的？

海外の研究者が発表した説として、コーヒーカップは洗わない方が衛生的であるというものがあります。
なぜなら、コーヒーカップの中にたとえ細菌が存在したとしても、それは使った人の口の中から移動したものであるというのです。
自分の体から出た細菌しかいないのであれば、それを飲み込んだとしても大丈夫だろうという理論です。


■放置した食器スポンジは細菌が増殖している

コーヒーカップを洗わない方が良いもう一つの理由として、スポンジで洗うことが細菌を増やしてしまう可能性が指摘されています。
たとえばオフィスの休憩所に置かれているようなスポンジというのはバクテリアがその会社の中でも最も多いところだといわれています。
スポンジというのは多くの方はきちんと洗わずにそのまま放置していることが多いため、そこで細菌が繁殖している可能性があるのです。
電子レンジで温めたり、アルコールで殺菌消毒したりといった対策をしているものならともかく、普通の家庭やオフィスで使われているスポンジは不衛生なものが多いためにそれで洗ったとしてもコーヒーカップの細菌の量は減らないという理論なのです。


■基本的には洗った方が良い

たとえば同じカップを他の人も使っているならば、そこには他の人からの細菌が含まれています。
また、コーヒーに砂糖やクリームを入れた場合は細菌が繁殖しやすい環境となっています。
このようなケースでは不衛生になりやすいとされているため、やはりコーヒーカップは基本的には定期的に洗った方が良いでしょう。


コーヒーカップを洗わなくても良いという説は衝撃的なものなのですが、実際にはさまざまな条件があります。
また、絶対にこの説が正しいというわけではないため、基本的にはきちんと洗った方が安全でしょう。

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