臥牛窯

最高級の陶器とはどんな陶器か

陶器は「素敵なもの」と思うと価格が高かったりします。
中には数千円で買えるものもあれば、
サイズが同じくらいでも数万円、数十万円もするものがあります。

陶器の価格はいろいろですが、
最高級と呼ばれている陶器はどういったものなのでしょうか？

■最高級の陶器は景徳鎮？

陶器において最高級と言われているものに景徳鎮の陶器があります。
陶器はオークションなどで取り引きされることが多く、高値で買う収集家がいるのです。
そこで景徳鎮の陶器が億単位で購入されたそうです。

景徳鎮というのは、中国にある都市です。
千年以上の歴史がある磁器で、磁器の都「磁都」と呼ばれています。
そこで作り出される陶器は最高級の純白の粘土を原料にして作られます。
現在でも人口60万人の中で10万人が景徳鎮製造に携わっているとされています。

■日本で最高級と言われている陶器

景徳鎮はオークションなどで高額取引がされる陶器として知られていますが、
日本で最高級と言われているものの一つが有田焼です。

有田焼は茶器としてよく使われるものですが、お茶の色が美しく見えるという特徴があります。
そうさせるには、使用する材料が貴重なものであり、
経験を積んだ職人さんによって作られるものなので、高級品となります。

また、高級品と言われるものは、実用的なものよりもインテリアとして使用されるものが多いです。
その場合金箔などを使ったりして、素材にも費用がかかっています。

貴重な材料や素材を使い、経験を積んだ職人さんが作る陶器は価格が高く、
高級品と言われるのですね。

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