臥牛窯

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陶器の底や裏のザラザラは取れる?取ってもいいの?

茶碗などに使われることが多いものとして、陶器があります。
この陶器の器は、持った時に底や裏がざらざらとした手触りをしているのが特徴の1つです。
それでは、なぜ陶器の底や裏はざらざらとしているのでしょうか。


■陶器は何故ざらざらするのか?

それではまず、陶器がなぜざらざらとしているのかについて紹介します。
陶器がざらざらしているのは、原材料として粘土が使われていることが理由です。
粘土で形を作り、これを800度から1200度で焼き上げることで陶器として完成します。
この粘土の手触りが焼いた時に残っていることで、ざらざらとするわけです。
これに対して磁器がざらざらとしていないのは、原料として石が使われていることと、表面に釉薬が塗られていることが理由です。


■元々のざらざら以外にも

また、陶器の底や裏のざらざらは、最初からついているものであるとは限りません。
中には利用を続けている間に汚れがついてしまったことでざらざらしてしまっている場合もあります。
そのざらざらが汚れであるのか、あるいは元々であるのかについては、見た目で分からないのであれば判断するのは難しいでしょう。
陶器に付いた汚れは沈着してしまうことが多く、そのままでは分からないためです。


■ざらざらは取っても良い?

それでは、陶器の底や裏についているざらざらは、取ってしまっても良いのでしょうか?
これについては、気になるのであれば取ってしまっても構いません、特に陶器自体に影響がでることはありません。
では、どのようにしてざらざらを取ることができるでしょうか。
簡単に取ることができる方法として、紙やすりを使用する方法があります。
目の粗い紙やすりを使用すれば、十分ざらざらを落とすことができるでしょう。


陶器の底や裏のざらざらは、持っている時に気になる事がある場合も多いでしょう。
その場合には上記のようにやすりで削ってしまう他、透明になるボンドなどを使ってコーティングしてしまう方法もあります。



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