焼き物のひびの修理・補修方法
焼き物を持っている方の中には、ひびが入ってしまい困っている方もいるかもしれません。気に入っている器なら何とかして使い続けたいものですよね。
そのような焼き物の修理や補修をするための方法について紹介いたします。
■土鍋のひびはおかゆを炊いて補修
焼き物にひびが入ってしまっても慌てずにすぐに対処することによって元に戻せるかもしれません。
たとえば土鍋にひびが入ってしまったならば、そこにおかゆを入れて数十分間炊いてみましょう。
そのあとじっくりと冷ましてみることによって、ひびの中にお米の中のでんぷん質が埋まっていくのです。
入れる量としては2リットル程度の土鍋の中に大さじ2杯程度のおかゆで十分です。
たとえばちょっとした傷がついた程度ならばそこに米粒を塗ることによって穴を埋めることもできます。
■隙間をパテで埋めて修理する
ひびが入ったのであればその部分を埋めてしまうことによってまた使えるようになります。
パテは簡単に買うことができて、使い方はとても簡単です。
ひびの入っている部分にパテを埋めていくだけで良いのです。
ホームセンターに行けば陶磁器を補修するためのエポキシ系樹脂が売られているためそれを用いましょう。
■ひびが入った焼き物について
ひびが入ったとしてもそれを補修したり、修理したりすることによってまた使えるようになるケースは多いです。
しかし、一度ひびが入ってしまったものはたとえ直せたとしても長持ちしない可能性があります。
たとえば、しばらくは水漏れせずに使えていたものがしだいに水漏れするようになったならば、残念ながら買い替えなければいけないでしょう。
そのまま使い続けてしまうと、突然焼き物が割れてしまう可能性もあるため危険です。
修理や補修を行った焼き物は十分注意しながら使用し、また不具合が出てきてしまった場合は、無理に直して使わずに新しいものを用意しましょう。
もし焼き物にひびが入ったとしても補修することによって再び使えるようになるかもしれません。
試しにパテや米のでんぷん質を利用して埋めてみるといった方法を試してみましょう。
ただし、これらの方法でもきちんと直せない場合にはその焼き物は寿命がきてしまったと考えましょう。
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