【陶器】茶碗などの食器が重なって(重なる)取れない時の対処方法
食器棚の奥に使っていない陶器の茶碗等を放置している、という方も多いかもしれません。そういった場合によく起こるのが、食器が重なったまま取れなくなってしまうといったトラブルです。
もし食器が重なって取れなくなってしまった場合、どのような対処方法があるのでしょうか?
■容器全体を温める
重なって取れない陶器の食器を取る方法としては、食器全体を温めるということが挙げられます。
陶器の食器同士が重なって取れなくなってしまうのは、重なった部分の内側の空気が抜けて密着してしまうことが原因です。
この場合は、陶器自体の膨張率を利用して外す方法があります。
取れない容器をそのまま湯煎して全体を温めると、簡単に取れる場合があります。
■温度差を利用する
全体を温めても食器が取れない場合は、温度差を利用する方法もあります。
基本的に陶器というのは温めると「膨張」し、冷やすと「収縮」する性質を持っています。
この性質を最大限利用するには、外側の食器については温め、内側の食器については冷やすのが効果的です。
食器全体を湯煎しつつ、一番上の食器に氷を入れて内側を冷やして引っ張ると、重なって取れなくなってしまった食器を取り外せる場合があります。
■カードなどを差し込んで隙間を作る
前述した対処法以外にも、テレホンカードのような薄くてある程度の硬さを持った物を重なった食器の間に挟む方法もあります。
陶器同士が重なっている状態とは言え、完全に密着してしまっているわけではない場合がほとんどです。
僅かにでも隙間があるのであれば、そこにカードなどを差し込んでみましょう。
少しでも隙間ができて中に空気が入るようになれば、食器同士を逆方向に引っ張ると引き離せることがあります。
重なって取れない陶器の食器がある場合には諦めてしまうのではなく、
外すことができないか上記の方法を試してみてください。
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