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コーヒーカップの皿(ソーサー)の意味や役割とは

オシャレなデザインの物も多いため、お土産などで贈り物などにも良く選ばれるコーヒーカップと皿(ソーサー)ですが本来の使い方をされている人はあまり見かけません。
特にコーヒーカップの皿(ソーサー)の本来の使い方をしていると、外ではマナー違反のように思われる方も多いのであまり見かけないというのが現状になっております。


■コーヒーカップの皿(ソーサー)の本来の使い方

コーヒーカップの皿(ソーサー)の本来の使い方は現在の日本で使用している物とは全く違います。
本来、ソーサーは、一旦コーヒーをソーサーに注いでそこからズルズルと飲むのに使われていたのです。
これは18世紀のフランスやイギリスで実際に行われていた作法で、ソーサーは熱くて飲めないコーヒーを表面積の広いソーサーに注ぐ事でより効果的に冷まして飲み込むという意味で対になっていたのです。


■飲み物の種類によってソーサーの形状は違う

あまり知られていないかも知れませんが、飲み物の種類によってソーサーの形状は異なります。
以前はソーサーにコーヒーなどを注いで飲んでいましたが、最近はそのような事はしませんので、基本的にはカップの形状に合わせた大きさやデザインになっております。
ティーカップは口が広くて浅いデザインになっており、コーヒーカップは口が小さく深いデザインになっております。
そのため、ソーサーは、それらに合わせて大きさが変わっているのです。


■飲む時はソーサーを持つのがマナー?

先ほどもご紹介したように、正式なマナーは、ソーサーに注いで飲む方法です。
カップが置かれる意味は砂糖やミルクを混ぜるためでしたが、時代とともに現代のように変化していきました。
そのためソーサーは触れずにカップだけを持ち上げて飲むのが正しいマナーで、ソーサーはミルクやスティックシュガーの空き袋などを置くのに使用します。
ソーサーはその進化の過程で意味合いが全く違う物になってしまったのです。


オシャレなデザインの物も多いコーヒーカップと皿(ソーサー)ですが、元々のマナーは今では考えられない物でした。
当時は今のソーサーよりも大きく深さがあったので、そのような手法がありましたが、現在はソーサーにはあまり触れないのがマナーですので注意するといいでしょう。



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