臥牛窯

おちょこの1杯の容量はどれくらい？

日本酒を飲む場合、徳利とセットになっている容器として「おちょこ」があります。
小さな容器ではありますが、実は種類は複数存在しており、ものによって入る容量に違いがあります。
ここでは、おちょこのサイズについて紹介します。


■「勺」とは？

おちょこのラインナップを見ていると「1勺おちょこ」や「2勺おちょこ」というように、勺という単位がついていることが多くあります。
この勺というのは、古く使われていた体積の単位であり、簡単に言えばどれだけお酒が入るのか、ということがこれを見ることで分かるようになっています。

1勺は18ミリと少しであるため、2勺では36ミリ、4勺では72ミリ前後となります。
日本酒や焼酎のように度数が高いお酒を飲む場合に利用されることが多いため、カップやグラスに比べて小さいサイズが一般的になったと考えられます。


■1合徳利は2勺おちょこで何杯の容量？

それでは、1合徳利のお酒を2勺おちょこで飲む場合、おおよそ何杯分となるのでしょうか？
合と勺とは対応している単位であるため、これは計算が簡単です。

1合は10勺であるため、2勺おちょこなら5杯分の量となります。
もちろん、1勺おちょこなら10杯、4勺おちょこなら2杯と半分という計算になります。


ちなみに、1合は1升の10分の1であるため、1勺は100分の1升ということになります。
せっかく日本酒を飲むなら、古くから使われている容量の単位も覚えておくと、より本格的に楽しむことができるでしょう。

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