臥牛窯

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焼き物のコレクションに是非入れたい臥牛窯(現川焼)

焼き物に興味のある方は、
お気に入りの焼き物をコレクションしているという方も少なくないことでしょう。
今回は、臥牛窯(現川焼)をみなさんにご紹介したいと思います。
その歴史や特徴などを見て行きましょう。

 

■臥牛窯からできる現川焼とはどのような焼き物なのか

 

臥牛窯が誕生したのは400年以上前の1602年頃で、臥牛窯という名前は、
その窯の形が「伏せた牛の姿と似ている」ことから、当時の松浦藩主により名づけられたのだといわれています。
そして、この窯が生まれてからおよそ90年が経過した元禄時代に生み出されたのが「現川焼(うつつがわやき)」なのです。

 

この焼き物の特徴は優れた耐久性と、滑らかで柔らかな触り心地、
そして穏やかな赤土の色の3つが挙げられます。
しかし、現川焼きの誕生から50年ほどで姿を消すようになり、
現在では残存している数が少なく、古陶として希少価値の高い焼き物となっています。

 

■個性の強さが魅力

 

なぜ臥牛窯から作られた現川焼がおすすめされるのでしょうか。
その理由として挙げられるポイントは、これまでの焼き物に比べて全く異なった個性を持っているからです。
そのデザイン性はもちろんのことですが、使用されている赤土や、その作業工程が市販の焼き物とは大きく異なる点が多いです。

 

例えば施釉・釉仕上の工程は市販の製品に比べて独自に作った釉薬を使用しており、
これにより現川焼独特の光沢感を生み出します。その上、耐久性が高く、電子レンジ・食洗機の使用が可能です。(陶器では唯一)

さらに絵付けも焼く前に行うため、焼いた後に絵付けされた製品と違い、奥深い色合いが生まれます。

 

■現代に蘇った現川焼

 

希少性が高いと言われていた現川焼きですが、
現代ではようやくその作り方の謎が12代横石臥牛によって解明され、再び製造されるようになりました。
他の焼き物とは違う独特の色や光沢、そして形状と質、
それを感じてみたいという方に強くおすすめすることができます。

 

焼き物をコレクションすることが趣味という方は、
ぜひ一度臥牛窯(現川焼)を調べてみてはいかがでしょうか。
他のコレクションとは一風変わった現川焼を飾り、他の作品と見比べながらその違いを探ってみてください。


臥牛窯とは?→



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窯元ぎゃらりい

佐世保市木原町1897-1
Tel.0956-30-8653
毎週水曜定休日
営業時間 9:00〜17:00